今日は母の日。
自分の母親が病気で他界してもう9年。
自分にとって、今ではこのイベントの相手はカミさんのママしかいない。
このママ、生前の自分の母親と似ているところが多い。
編み物が好き。
派手な事が嫌い。
賭け事はしない。
昔の日本に存在していた「ベルマークを集める、倹約家のいいお母さん」という感じなのだ。
だから、このママを見ているとなんだかホッとさせられる。
ところが、自分の母親と決定的に違う点がある。
彼女もまた「上海女性」なのだ。
心根がとてもやさしい人なのだが、夫であるカミさんのパパが彼女の気に障ることをした途端、「虎」に豹変する。
一般的に上海の家庭は「カカア天下」だ。
中国の中でもこれはかなり有名らしく、「カミさんが上海人」と言った途端、上海以外の男(中国人)は大概ヒく。
最近ようやく理解できるようになってきたが、これは「文化の違い」なのだ。
外の人間が「良いとか悪いとか」言うことに全く意味は無い。
とにかく、オレにとっては「やさしい、とってもいいママ」なのだ。
さて、そんなママにも身近に「天敵」が一人いる。
同じ上海女性、実の娘であるウチのカミさんである。
タイプが同じであれば「抗争」は少なくて済むのだが、カミさんはママとタイプが正反対。
編み物を「労力の無駄」「売ってるヤツの方がデザインいい」と言うし。
クリスマスシーズンのパーティーお呼ばれ大好き。
家の収納スペースの80%は、彼女の服やバック、靴で占められる。
マージャン大好き。
天性の社交家。
こんな二人だから、何かというと意見が食い違う。
彼女達の人生の辞書に「譲」とか「和」という文字は無い。
「自分の価値観」をとことんブツケ合う「壮絶な戦い」が始まる。
虎と龍のごとし。
パパとオレは遠巻きに「嵐が過ぎ去るのを待つ」しかない。
ヘタに口を挟んだり、どっちかのカタを持とうものなら、とんでもない事になってしまうのだ。
あの頃は若かった --- 遠い目 (  ̄_ ̄)
前フリが長かったが、今日のハナシ。
「今日は母の日だからさぁ、夜はママ達と外でメシ食うか。オレが出すから。」
「そうだね。じゃ、どこ行こうか?」
最近見つけたおいしい日本料理屋の個室を予約。
日本人がやっている美味しいケーキ屋で母の日ケーキも仕入れ、カードも書いて準備万端。
写真も撮って、無事楽しい家族の思い出の日となった。
お腹も一杯で、幸せ気分の帰りの車の中。
おや、どうも雲行きが怪しい。
原因はよく聞き取れなかったけど、ママとカミさんの二人の声のトーンがみるみる「虎と龍」に。
折角アレンジしたのに、今日くらい平和に過ごそうよ。
「虎と龍」
「誰が龍だってェ?」
「あ、ヤベ。。。」
自分の母親が病気で他界してもう9年。
自分にとって、今ではこのイベントの相手はカミさんのママしかいない。
このママ、生前の自分の母親と似ているところが多い。
編み物が好き。
派手な事が嫌い。
賭け事はしない。
昔の日本に存在していた「ベルマークを集める、倹約家のいいお母さん」という感じなのだ。
だから、このママを見ているとなんだかホッとさせられる。
ところが、自分の母親と決定的に違う点がある。
彼女もまた「上海女性」なのだ。
心根がとてもやさしい人なのだが、夫であるカミさんのパパが彼女の気に障ることをした途端、「虎」に豹変する。
一般的に上海の家庭は「カカア天下」だ。
中国の中でもこれはかなり有名らしく、「カミさんが上海人」と言った途端、上海以外の男(中国人)は大概ヒく。
最近ようやく理解できるようになってきたが、これは「文化の違い」なのだ。
外の人間が「良いとか悪いとか」言うことに全く意味は無い。
とにかく、オレにとっては「やさしい、とってもいいママ」なのだ。
さて、そんなママにも身近に「天敵」が一人いる。
同じ上海女性、実の娘であるウチのカミさんである。
タイプが同じであれば「抗争」は少なくて済むのだが、カミさんはママとタイプが正反対。
編み物を「労力の無駄」「売ってるヤツの方がデザインいい」と言うし。
クリスマスシーズンのパーティーお呼ばれ大好き。
家の収納スペースの80%は、彼女の服やバック、靴で占められる。
マージャン大好き。
天性の社交家。
こんな二人だから、何かというと意見が食い違う。
彼女達の人生の辞書に「譲」とか「和」という文字は無い。
「自分の価値観」をとことんブツケ合う「壮絶な戦い」が始まる。
虎と龍のごとし。
パパとオレは遠巻きに「嵐が過ぎ去るのを待つ」しかない。
ヘタに口を挟んだり、どっちかのカタを持とうものなら、とんでもない事になってしまうのだ。
あの頃は若かった --- 遠い目 (  ̄_ ̄)
前フリが長かったが、今日のハナシ。
「今日は母の日だからさぁ、夜はママ達と外でメシ食うか。オレが出すから。」
「そうだね。じゃ、どこ行こうか?」
最近見つけたおいしい日本料理屋の個室を予約。
日本人がやっている美味しいケーキ屋で母の日ケーキも仕入れ、カードも書いて準備万端。
写真も撮って、無事楽しい家族の思い出の日となった。
お腹も一杯で、幸せ気分の帰りの車の中。
おや、どうも雲行きが怪しい。
原因はよく聞き取れなかったけど、ママとカミさんの二人の声のトーンがみるみる「虎と龍」に。
折角アレンジしたのに、今日くらい平和に過ごそうよ。
「虎と龍」
「誰が龍だってェ?」
「あ、ヤベ。。。」